Pete Rockの実弟Glap LuvaとRob-OというINIメンバーを携えたシングルリリースが話題となったKalhex。
そのメンバーであり、プロデューサーでもあるLex (de Kalhex)による
ソロプロジェクト第二弾となるアルバムがリリース！！

インスト曲が中心となったアルバムであるが、そのうちの２曲は今年始め
NujabesとのLuv(sic)シリーズの完結編であるGrand FinaleをリリースしたShing02がユニークな詩文を力強く、スピリチュアルに表現している。
　またCD化されるのは日本版のみ（海外はLPのみ）のリリースで、Kalhexのシングルリリースから交流を深め、hydeout productionsやtribeの作品に楽曲を提供しているFKがリミキサーとして参加したリミックスと未発表の２曲がボーナストラックとして収録されている。
日本版のジャケットアートはtribeからリリースされたMarcus DやBrainfeederのThe Gaslamp Killer等のアートワークを手がけるKilian Engが担当している。

　 先行リリースされたLP版はドイツの老舗優良店舗のHHV等で大々的に取り扱われ、"THE FIND"マガジンでも特集レビューが組まれ好評価を得るほどである。

MadlibやFlying Lotus等も使用するサンプラーSP404&303をライブ等では使用し、90年代初頭のHip Hopを彷彿とさせる力強いビートに、繊細に紡がれるメロディーは程よい心地よさを保っている。
所謂Jazzy Hip Hopという立ち位置のアルバムではなく、当時のJazz x Hip Hopの融合を現代に体現し、何度も聞き込めるアルバムに仕上がっている。